ジュエルクリニック恵比寿

【初めての脱毛カウンセリング】リストアップすべき質問10選

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

「脱毛カウンセリング」に参加する場合、何か準備しておくべきことはあるのでしょうか。「脱毛カウンセリング」ではどのような順序でどういったことが案内されるのでしょうか。カウンセリングの一般的な流れや持ち物、質問しておきたい内容の具体的な項目についてご紹介します。これから「脱毛カウンセリング」に参加することをご検討中の方は、ぜひご確認の上、質問内容のリストアップにお役立てください。

「脱毛カウンセリング」の基本事項

まずは「脱毛カウンセリング」の基本事項として、カウンセリングの流れや持ち物、カウンセリング参加時のムダ毛の有無(あり方)などについてご説明します。

カウンセリングの流れ

一般的に医療機関(クリニック)や脱毛サロンなどで行なわれている脱毛カウンセリングは概ね次のような流れで実施されます。

カウンセリングシートへの記入

肌質やムダ毛の量、毛質などの確認

脱毛施術のメカニズムの案内

脱毛施術の効果やリスクの案内

料金プランの説明

質疑応答など

肌質やムダ毛のチェック、質疑応答のタイミングなど、順序は多少前後するとは思いますが、概ねどこもこのような流れでカウンセリングが進んでいきます。

持ち物

「とりあえず興味があるから話を聞いてみたい」というレベルであれば、特に持ち物などは必要ございません。服装などの制限もありませんので、普段着でカウンセリングに参加すると良いでしょう。

もしも既にある程度下調べを終えていて、「前向きに契約を考えている」ということであれば、次のものも持参しておいた方がスムーズになります(ただし、その場で契約するよりは一度家に持ち帰り、ゆっくりと再吟味してみる方が安全だとは言えます)。

  • 印鑑(シャチハタではなく正式なもの)
  • 身分証(運転免許証・マイナンバーカード・保険証など)
  • 銀行口座のキャッシュカードやクレジットカード
  • 親権者同意書(未成年の場合)

銀行口座のキャッシュカードやクレジットカードはお支払いのスタイルによっては必要になるものです。後から現金で払うということであればもちろん必要ございません。

カウンセリング参加時のムダ毛の状態

「脱毛カウンセリング」では、ムダ毛のお悩みに対する解決策として脱毛施術が案内されます。このため、ムダ毛はある程度残されている方がカウンセラーの側で毛質や毛量などを確認しやすいという事情があります。

ムダ毛をある程度見せられる方が良い

カウンセリングを受ける側の立場としても、実際に気になっている部位のムダ毛を見てもらっていた方が適切に施術期間や施術回数などの目安が確認でき、疑問点が解消されやすいです。

もちろん身だしなみレベルの「ワキ毛」などをこのためにわざわざフサフサにする必要まではございませんが、可能であれば少し見せることができるように調整しておくと「脱毛カウンセリング」に行くことの価値がグッと高まるはずです。

カウンセリングで確認すべき内容 リストアップしたい10項目

「脱毛カウンセリング」に伺う際は、「必ずこれだけは聞いて帰る!」というポイントをリストアップしておくことをオススメします。これをしていないと、後から「しまった…大事な事なのに聞き忘れた…」という結果になる場合が少なくありません。

当院が患者さまの立場に立って「押さえておいた方が良い内容10項目」をご紹介いたします。質問事項をリストアップする際にお役立てください。

予約の混雑状況(予想される予約のスムーズさレベル)

予約のとりやすさや混雑状況は、「契約をする・しない」を左右するくらい重要な内容です。どれだけ設備や立地条件、施術コストや脱毛機器が優れていても契約後に予約が取れないのであれば何の意味もありません。

カウンセリングの提供側は基本的に自分のクリニックやサロンの優れている面、お得な料金プランをアピールすると思いますが、それを伺いつつも絶対に「予約の混雑状況」や「予約システムのあり方」、また「今契約した場合に予想される混雑状況」などについては忘れずに確認しましょう。

参照)予約が取れない人続出!?エステ脱毛の予約事情と回避策


「施術制限の中身」と「自分の適正」

たとえば「日焼け肌での脱毛施術はNG」といったルールや、「アトピー肌」や「敏感肌」の場合はどうかといった「施術制限の有無や中身」をしっかりと確認しましょう。自分は肌が強いし問題ないという場合も、「生理中の脱毛施術は…」などのルールが影響してくるかもしれません。

これ以外にも「妊娠している場合にはどうなのか」、「今妊娠していなくてももし妊娠した場合はどうなるのか」などの内容についても関係がありそうな場合は必ず確認しておきましょう。自分に適性がない場合には契約を見合わせる必要が出てきますので、このような施術制限の中身を確認することは「脱毛カウンセリング」での必須事項です。

参照)お肌が弱い私の選択肢 医療脱毛は大丈夫??

【必見】妊活女子の医療脱毛


脱毛効果」の持続性や内容

特にエステサロンで「脱毛カウンセリング」を受ける際には、しっかりと脱毛効果がどの程度出るのかを明確にしておきましょう。本来的に脱毛サロンの「フラッシュ脱毛」には持続する脱毛効果はございませんが(法的に規制されています)、「回数をこなせば少しずつ少なくなってくる」といった曖昧な案内で、あたかも「施術を受ければ受けるほどムダ毛が薄くなっていく」かのように説明されるケースが多くなっています。

エステサロンでこのような説明を受けた場合は、「法的に制限されているはずなのに、そのような脱毛効果を提供しても良いのでしょうか?」と強く突っ込みを入れるくらいの気持ちで念押し確認した方が良いと思います。脱毛サロンでは年間1万件を超えるトラブル報告がございますので、これは「リスク回避」という意味でもとても重要な内容です。

医療機関(クリニック)の場合は「術後の再生リスク」を確認

医療脱毛(レーザー脱毛)の場合も、脱毛効果がどの程度期待できるのかを尋ねてください。医療脱毛の場合は、「脱毛効果の持続性」がひとつのアピール材料になっていますので、確認する以前に説明されるとは思いますが、「ではムダ毛が再生されることはないのですか?」「再生され得るのであればどれくらいの確率なのでしょうか?」など、少し踏み込んで質問すると良いでしょう。

少し行き過ぎた質問のように思えるかもしれませんが、このように質問しておくと、「そのクリニックの対応力」がはっきりと見えてくるはずです。

参照)【全身脱毛のその後】本当にお手入れから解放されるの?


脱毛施術で起こり得る「リスク」や「副作用」

特に医療機関でのカウンセリングの際に丁寧に確認しておきたい内容が、「施術上のリスク」や「副作用」といったものです。医療機関で行なう医療脱毛は、毛根組織を破壊もしくは機能停止に追い込む処置ですので、「明確な医療行為」と位置付けられるものです。このため、必ず「施術上のリスク」や一定程度の「副作用」が認められます。

たとえば、術後の「お肌の炎症や赤み」、白ニキビのような「毛嚢炎(もうのうえん)」、かえって毛深くなってしまう「硬毛化(こうもうか)」や「増毛化(ぞうもうか)」、熱傷(やけど)リスクなどが考えられます。このような「ネガティブ要因」をしっかりと案内できる脱毛機関こそ信頼できる医療機関だと思いますので、説明がない場合はしっかりと踏み込んで「リスク面の説明をお願いします」と申し出ると良いでしょう。

参照)医療レーザー脱毛の副作用 リスクの森の道しるべ♪


総額の費用(目標到達までのトータル費用)と支払い方法の種類

現在、脱毛施術の施術プランには様々なものがございます。月額制のもの、施術期間と回数が制限されているもの、無制限で何度でも施術が受けられるものなど、特にエステサロンの脱毛施術の場合は契約スタイルが多岐に渡っています。プラン内容によってそれぞれにメリット・デメリットがございますが、最終的に「そのプランで契約した場合トータル費用はいくらになるのか?」「それで希望の脱毛効果が得られるのか?」などをしっかりと確認しましょう。

また、「部分的に追加する場合はどのような料金体系になるのか?」なども重要な情報です。施術費用の総額を曖昧にしたまま帰宅してしまうと、後からまた悩まなければならなくなります。加えて、支払方法についても「分割の可否」、「クレジットカード対応の有無」など、自分が実際に契約する場合に知っておいた方が良い内容を忘れずに確認するようにしてください。

参照)医療脱毛のクレジット払い?分割手数料はどれくらい??


別途料金の有無やキャンセル料などの中身

別途料金とは、たとえば施術日当日の「シェービング費用」や「表面麻酔」を使用する場合の利用料金などです。また、予約のキャンセルルールなどもあるのが通常で、当日キャンセルはキャンセル料が必要になる場合も少なくありません。このあたりをしっかりと確認しておかないと、後々嫌な思いをしてしまうケースがございます。

どうせなら最後まで気持ちよく脱毛施術を受けたいと思いますので、事前に確認しておき、そのルールに従ってうまく調整するようにすると良いでしょう。


施術期間(目標到達までの目安期間)

各患者さまによってそれぞれに「このようにしたいという目標地点(ゴール)」があると思います。しっかりとそのゴールをカウンセラーにお伝えし、その状態に辿り着くまでにどれくらいの「施術期間」と「施術回数」が必要になるのかの目安を確認しておきましょう。医療脱毛(レーザー脱毛)であれば、一般的に2~3ヶ月毎の同部位施術を5~6回程度受けていただくことで概ねお手入れ不要の状態を目指せます。

このことから、トータルで1年~1年半程度の施術期間が必要になります。ところが、これらはあくまでも平準化した案内という側面があります。厳密なところでは施術部位などによっても多少違いがありますので、既に施術を受けたい部位が決まっているのであれば、ご自分の希望部位をしっかりと伝え、「この場合にはどれくらいの施術期間が想定されるのか?」を確認しておいた方が良いでしょう。

参照)夏のツル肌 脱毛の春先スタートは必須?ギリギリ!?


解約の可否や解約の際のルール

あまり望ましいことではないものの、施術期間中に何か起こった場合には解約するという可能性も当然ございます。「今日契約したものの…家に帰って考えてみるとやっぱり…」という場合もあるはずです。

このような解約の際のルールや返金の可否、クーリングオフのルールなどについても念のため聞いておいた方が良いでしょう。なお、現在では医療サービスでも限られた条件下で「クーリングオフ」が可能となっています。詳しくは以下のコラムをご参照ください。

参照)増加する脱毛サロンの契約リスク 正しい知識と対処法


脱毛器の種類や数・特徴

各脱毛サロンやクリニックによって、導入されている脱毛機器の種類や数が異なります。言うまでもなく、複数機種導入されている方が施術の幅が広がりますし、同じ脱毛器でも1台より2台あった方が予約の取りやすさをサポートしてくれます。このあたりは、脱毛機関の側から主体的に案内されることは少ないと思いますので、しっかりとこちらから機種のバリエーションや機種ごとの台数まで踏み込んで確認しておくと良いでしょう。

脱毛器が複数機種導入されていると、たとえば「お肌が茶褐色の場合にも施術が可能になる」などの影響が出る場合がございます。このため、たとえば「少し日焼けしてしまったから予約できない」といった影響も緩和されていきます。機種の数やその特徴はそのくらい重要な内容ですので、ぜひ忘れずに確認するようにしましょう。

参照)レーザー脱毛器と光脱毛器の違いを知る


個別の内容(その他)

たとえば、VIO脱毛で契約することをイメージして「カウンセリング」に行った場合、脱毛施術を受ける場合の「施術姿勢や体勢はどうなのか?」あるいは「生理の場合は施術できないのか?」など、個々の希望部位に応じて、気になるポイントというのがあると思います。

最後にこのあたりについて自分なりに取りまとめ、質問事項を整理しておくと実際に契約に進む場合にスムーズです。 もちろん、何か疑問が生じた際は後から電話確認すれば済むわけですが、自分のために用意された時間がある時に訊くのと、営業中に電話して確認するのとでは「踏み込んだ質問」のしやすさが異なります。このため、既に契約や脱毛施術をイメージされているのであれば、初めの段階である程度質問事項を整理しておいた方が良いでしょう。

参照)VIO脱毛は恥ずかしい?服装や体勢は?濡れる心配は?

当院の脱毛カウンセリングは「無料」です!

「脱毛カウンセリング」は多くのクリニックやサロンで無料で実施されることが一般的になってきました。当院の場合も初回は全ての患者さまを「無料カウンセリング」でお迎えしています。

気楽に利用できるのが当院の「無料カウンセリング」

当院の「無料カウンセリング」は、ご契約前提というものではなく、「ただ話を聞きたい!」という場合や、「脱毛について質問があって…」という時に気軽にご利用いただけるものです。話を聞いてお帰りいただくだけで何の問題もございませんので、気になることがある場合は積極的にご活用ください。

「無料カウンセリング」についての関連コラム

「脱毛カウンセリング」についての関連コラムとしては次のものも参考になると思います。当院で「無料カウンセリング」をお考えの方は、ご一読いただくことで当日のカウンセリングもスムーズになると思います。ご来院日までにぜひご確認ください。

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