ジュエルクリニック恵比寿

Oライン(肛門周辺)の脱毛 おしり美人の作り方(1)

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

男性ほどではないにせよ、女性であっても毛深い場合にはOライン(肛門周辺)にムダ毛が生えてくる可能性は十分にあります。デリケートゾーンはそれだけ菌が入り込みやすかったり繁殖しやすいという特徴がありますので、保護するという意味でこの部位にムダ毛が生えるというわけです。肛門周辺に毛が生えていると、カレシとの関係において不安が付きまとうという問題があります。解決手段はズバリ医療脱毛(レーザー脱毛施術)です。ぜひ穴までキレイな穴美人(アナル美人)を目指してください。

Oライン美人は自己処理ではならず…

比較的毛深い女性の場合、肛門周辺に生えてくるムダ毛について大きなお悩みとなっているケースが少なくありません。一部の男性のように、びっしりと生えてしまうケースまでは考えにくいですが、たとえ僅かな毛量であっても恋人関係などにおいては不安が付きまといます。果たして多くの一般女性は自分の肛門周りに生える毛についてどのように対処しているのでしょうか。

「肛門周りの毛」を自分で手入れするのは難しい

当コラムをご覧になられている女性の中には経験されたことがある方もおられると思いますが、自分の肛門周りの毛をうまく手入れすることは容易なことではありません。「浴室などで鏡を跨いで手入れする」というのがよく言われる自己処理方法になりますが、どのような手段であってもやはりそれなりのリスクやデメリットがあります。

カミソリの場合

浴槽で最も手に取りやすいのがカミソリです。ただし、肛門周辺などのデリケートゾーンに関しては最もリスクの伴う手段となります。特にOラインについては、肛門内側に近づくほどに粘膜があり、少しのカットミスで大きな出血に繋がってしまうこともあります。T字タイプのものであれ、I字タイプのものであれ、カミソリを肛門周辺に近づけることは非常に危険ですので絶対にお避けください。

実際にカミソリで皮膚を切らずにカットできたとしても、効果はたかだか数日程度です。そのためにカミソリを手に取るのはリスクが大き過ぎると言えるでしょう。

肛門周りの毛に「カミソリ」を使うことのリスクとデメリット

  • お尻の形状にカミソリは合わず、少しのミスで簡単に出血してしまう可能性がある
  • うまくカットできた場合も、直ぐにチクチクとした手触りに戻ってしまうため処理効果が低い

毛抜きの場合

自分のお尻の穴の毛を1本1本「毛抜き」で捉えて引き抜く作業というのは少しばかり惨めですが、「カレシのためだし自分のためだし…」と痛みに耐えて処理する場合もあるかもしれません。カミソリのように直接刃を当てていないので皮膚をカットしてしまうことはございませんが、「毛抜き」の場合には次のようなデメリットとリスクがございます。

肛門周りの毛に「毛抜き」を使うことのリスクとデメリット

  • 繰り返せば繰り返すほど毛穴が広がって行き、穴美人(アナル美人)が遠ざかっていく
  • 引き抜いた毛の毛穴周辺で細菌感染が生じ、毛嚢炎と呼ばれる症状が出るケースがある

特に部位が部位ですので、このような箇所で白ニキビのような毛嚢炎(もうのうえん)を生じてしまっては「お泊りデート」が大ピンチに変わってしまうかもしれません。大切な日に向けて挑んだ自己処理で思わぬ結果をもたらしてしまう可能性もありますので、下手に手を出さない方が無難です。

電気シェーバーの場合

最近では美容家電メーカーなどから「デリケートゾーン向けの電気シェーバー」などが販売されています。各メーカー様々な形状のものが販売されていますが、女性のデリケートゾーンに特化した電気シェーバーであっても、肛門周辺にターゲットを合わせたものというのはなかなか存在しません。あくまでも「Vゾーン」や「Iライン」のお手入れがしやすいように作られており、お尻の奥はどうあっても捉えにくくなってしまいます。

肛門周りの毛に「電気シェーバー」を使うことのリスクとデメリット

  • I字系のものやT字系のものに大別され、肛門周りをうまく捉えるのは容易ではない
  • 皮膚を切ってしまう可能性はある程度抑制されるが、カットに過ぎないためまた直ぐに生えてくる(安全上、深剃りになっていないことも多い)

上記のように「電気シェーバー」の場合にもリスクやデメリットは考えられますが、丁寧な処理を心がければ「カミソリ」や「毛抜き」のような肌トラブルは生じにくくなっています。このため、「どうしても自己処理で…」という場合については、デリケートゾーン向けの電気シェーバーをご使用になることをオススメします。

引き続き、穴美人の作り方(2)へお進みください

当コラムでは、「肛門周辺のムダ毛を自己処理する場合のリスク」についてまとめさせていただきました。マイナス面のご紹介ばかりになってしまっているのは、言うまでもなくどれもオススメしにくいものであるからです。

「自己処理以外の方法は?」という点については、後編のおしり美人の作り方(2)でご紹介しています。エステ脱毛の問題点と、医療脱毛(レーザー脱毛)のメリットについて解説しており、Oライン美人に生まれ変わるためにも大切な情報となっています。引き続き「後編」をご覧いただき、前向きに当院での「レーザー脱毛施術」をご検討いただきますと幸いです。

後編) Oライン(肛門周辺)のアナル脱毛 穴美人の作り方(2)