ジュエルクリニック恵比寿

未成年でもOK? 10代の医療脱毛事情

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

美容意識の低年齢化に伴い、未成年で脱毛施術を希望される患者さまが増えてきています。「親権者の同意」が前提となる脱毛施術の中で、未成年の方が脱毛施術を受ける場合にご注意いただきたいポイントについてご紹介いたします。

未成年の美意識は時代と共に加速

美容意識の低年齢化の背景

国民的な女性アイドルグループなどをテレビで目にすると、10代のメンバーが多く在籍しているのがわかります。かわいい制服などの衣装を着用して踊っていますので、未成年で同世代の女の子の美意識がくすぐられるのも頷けます。

一昔前までは脱毛施術は一部の女性が行なうものでしたが、近年では若い女性を中心として「プロの手によるムダ毛のお手入れ」が広く浸透してきました。20代30代の約半数の女性は、エステサロンやクリニックなどで何かしらの脱毛施術を受けた経験があるという調査結果もあります。

おしゃれや流行りに敏感な女の子でなくても、他人と自分を比べ始める思春期以降の女の子にとっては、脱毛施術でツルツルのお肌になりたいと考えるのは今やごく自然な流れになってきています。

お子さまの脱毛施術は、心情に配慮した話し合いで解決を

親御さまの立場であれば、ご自分が美を強く意識し始めた時のことをイメージしてください。芽生えた美意識を無理に抑えようとしても止められるものでないことは容易に想像できます。

仮に親御さまが聞く耳を持たず「一方的な禁止」を告げてしまうと、子どもは隠れてお金を貯めてバレないようにと知恵を働かせてしまいます。このようなことで、全く想定していなかったような事態にまで物事が発展するケースも考えられます。

「大学に合格したらいいよ」など、前向きに認めてあげることが大事

もし未成年のお子さまが脱毛施術をご希望になった場合は、お子さまのお気持ちと真正面から向かい合っていただき、条件を付けて認めてあげるといった配慮が必要です。

たとえば「高校を卒業した後に自分でお金を貯めてするのならOK」と歩み寄ったり、「大学に合格してからならいいよ」と条件を提示していただき、子どもの美への意識がうまく前に働くようにコントロールすることが大切です。

未成年者の医療脱毛 メリット

医療脱毛は持続効果が高く、早く施術を受けるほどお得!

当院のような医療機関(クリニック)で脱毛施術を受ける場合、毛穴の一つひとつに対して「持続的に毛の生えてきにくい状態」を作り上げることができます。これは、毛を生成する毛根組織(毛母細胞)を強力なレーザー光の照射によって機能停止に追い込むことができるためです。

エステサロンの光脱毛のような一過性の施術ではありませんので、お早めに施術をお受けいただければそれだけご満足いただける時間も長くなります。お手入れに要する時間を自由な自分の時間としてお使いいただけますので、たとえばウォーキングなどで健康面から美を強化することも可能です。


自己処理による肌ダメージや肌トラブルの排除

自分でムダ毛のお手入れをする場合、一般的にはカミソリや毛抜きによる処理が考えられます。ムダ毛という点でお肌を整えても、別の肌トラブルを抱えてしまっては本末転倒です。 カミソリの場合には、カミソリを当てるたびにお肌の表面を細かく傷つけることになります。

毛抜きによる自己処理では、抜いた箇所の毛穴が広がってしまったり、毛が途中でちぎれて「埋没毛」ができてしまう可能性もあります。 医療脱毛でプロの手による脱毛施術をお受けいただければ、このような肌ダメージや肌トラブルを根本から排除できます。

未成年者の医療脱毛 デメリット(リスク)

第二次成長期完了前の施術では、また毛が生えてくる可能性も!?

身体の成長に関して大きな変化が訪れるのが「第二次成長期」です。女の子の場合であれば、月経が始まって乳房が膨らみ、ワキ毛・陰毛などが生え始めます。一般的に日本人の女の子の場合、10歳~14歳頃に第二次成長期の兆しが訪れ、概ね18歳頃まで続くとされます。

ワキ毛や陰毛などが生え始めますと、どのように処理しようかと悩むわけですが、このような成長段階が一定程度落ち着く前に医療脱毛で脱毛施術をお受けになった場合、まだ毛が生えてくる潜在性を残したまま脱毛施術が完了となってしまうケースが考えられます。

脱毛施術では、そこに毛が生えている時にしか毛の生成組織を破壊できないという前提がありますので、まだ成長過程にある段階で脱毛施術を受けた場合は、ひと通り施術が完了してもまた後から毛が生えてくるということが十分に起こります。 このため、特に第二次成長期の中心的な位置づけとなる「中学生の女の子」の脱毛施術については、当院ではあまりオススメしていません。

奇妙な表現にはなりますが、「私の身体にはこれだけの毛が生えます」という状態が完全にできあがってから脱毛施術を受けていただくことが、脱毛施術の効果を適切に取り込んでいただくためには重要になってきます。


安易にツルツルにしてしまうと、元に戻せません

特にデリケートゾーンの施術でご注意いただきたいことですが、「全く毛を残さない状態」をお求めになって施術を受けますと、後から少しだけ元に戻したいと思っても戻せないというリスクが生じます。

若い頃にそれで良いと判断された場合でも、年齢を重ねた後にその判断に後悔される可能性もあります。 VIOゾーンの脱毛に関しましては、「お好みのデザインで脱毛する」もしくは「毛量を減らす」といった施術もご選択いただけます。

後から悔いることのないようなもので脱毛施術をご検討いただき、効果の高い医療脱毛を上手にお取り入れください。

未成年者が脱毛施術を受ける場合の注意点

エステ脱毛の脱毛効果は一時的な処置なのでオススメできません

「痛くなくてリーズナブル」は、脱毛効果の低さに直結

10代で未成年の患者さまの場合、特に料金面でリーズナブルなものの中から施術先を選択してしまいがちです。エステ脱毛は、痛みも少なく単発施術が非常に安価に設定されていますが、持続効果のない終わりのこない脱毛施術です。また毛根に中途半端な刺激を定期的に与え続けてしまうと、かえって毛が太くなってしまったり(硬毛化リスク)、毛量が増えてしまう可能性(増毛化リスク)もあります。

せっかく早い段階で美容意識をお持ちになっても、成人した時にかえってフサフサになってしまっては本末転倒です。脱毛施術を決意されるのであれば、確かな効果の期待できる医療脱毛をお選びください。当院であれば、学割キャンペーンなどもございます。

「痛くなくてリーズナブル」は、脱毛効果の低さに直結

エステ脱毛の施術担当者は、脱毛機器の取り扱いの研修を受けたエステティシャンに過ぎません。元々効果の低い光脱毛で、少しでも脱毛効果を高めようと法的規制のギリギリのところで出力調整をしているケースも考えられます。

仮に重度のヤケドといった皮膚トラブルが生じた際には、施術担当者はその場で適切な医療処置を施す術がありません。手当が遅れることで女性にとって大切なお肌にマイナスの影響を残してしまう可能性もあります。雑誌などで良く紹介されるエステ脱毛ですが、未成年であればあるほど“安易な選択”に走ってしまわないようにご注意ください。

脱毛施術を希望する未成年の患者さまへ

親権者同意書をご用意ください

当院では、未成年の患者さまが脱毛施術をお受けいただく場合、例外なく「親権者同意書」をご提示していただいております。同意書には押印のほか、親権者のご連絡先をご記入いただく欄もございます。

場合によりご連絡させていただくこともございますので、予め親御さまとよくご相談のうえで脱毛施術をお決めください。「親権者同意書」については、こちらからダウンロードしていただけます。印刷していただき、親権者ご本人さまが直筆でご記入いただきますようお願いいたします。

無料カウンセリング予約フォームをご利用ください

脱毛施術をご希望の患者さまは、「無料カウンセリング予約フォーム」をご利用いただくか、フリーダイヤル「0120-68-0440」にてカウンセリングのご予約をお取りください。

特に未成年者の場合、脱毛施術が初めてのケースも多くなります。カウンセリングの際には医療脱毛のメカニズムについてポイントを整理してご案内させていただきますので、どうぞご安心ください。

アクセスはJR「恵比寿駅」西口東側より徒歩1分

当院は渋谷区恵比寿で11時から20時まで診療しています。首都圏を中心に非常にアクセスしやすい環境にございますので、学校帰りなどでも無理なくご通院いただけます。

年中無休という診療条件を整えていますので、夏休み・冬休み・春休みなどもうまくご活用いただき、お気軽にジュエルクリニック恵比寿へご相談ください。