ジュエルクリニック恵比寿

【逆に知りたい!】男性の脱毛事情

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

女性の脱毛施術の普及に伴い、男性も脱毛施術を受けるケースが増えてきています。時代の流れとして男性にも「清潔さ」が求められる傾向が強まっていますので、やはり若い男性ほど脱毛意識が高いようです。当コラムでは「いまどきメンズ」のムダ毛意識や、男性脱毛の際の注意点などをご紹介します。

いまどきのメンズ ムダ毛処理の経験率は??

株式会社マンダムが、2,016年の3月に15歳~29歳の男性332人を対象に「ムダ毛の処理に関する調査」を実施しております。内容は、ずばり「ムダ毛の自己処理経験」についてです。この調査結果を元に、データを独自に取りまとめたものが以下のものです。

Q.体毛の処理をしたことがある部位を教えてください

出典:株式会社マンダム「男性のムダ毛に関する調査」を元にまとめたもの

記事参照:PR TIMES「ツルツル=清潔感? イマドキ男子のムダ毛処理事情」

乳輪まわりのムダ毛への意識の高さ!?

数値として3人に1人以上の割合のものについては「赤文字」で表示させていただきました。意外なのが「胸元に対する意識の高さ」ではないでしょうか。こちらの項目では「乳輪」という部位での選択になりますが、乳首まわりのムダ毛に対して気にしている男性がかなりの割合いるようです。

女性の場合は、乳輪まわりにはっきりとした毛が生えてしまうということが相対的に少ないですが、男性の場合は、それなりの割合で生えてしまうため、それを格好悪いと感じているのだと判断できます。 確かに、夏場に海に行ってたまたますれ違ったイケメン風の男性の乳輪まわりにしっかりと毛が生えていると、ちょっと残念な気持ちになりますもんね。

男性のアンダーヘアについての意識 (自分の毛を処理したことがある人の割合)

年代割合
10代後半男性36.1%
20代前半男性32.0%
20代後半男性29.6%

男性のアンダーヘアに関しては、年齢が若くなるほどお手入れの経験があることが興味深いです。特に10代後半の男性の場合、3人に1人以上の割合で自己処理経験があるのが驚きです。 このデータ傾向から想像すると、やはり将来的には下半身の毛のお手入れは男女問わず常識になっていくのかもしれませんね。

すね毛に対する処理経験は、やはり平均的にある程度高い

男性のすね毛についての意識 (自分の毛を処理したことがある人の割合)

年代割合
10代後半男性41.7%
20代前半男性30.1%
20代後半男性33.3%

「すね毛」についても、やはり一定程度処理しようという意識が高いことがうかがえます。おそらく、30代や40代でデータを取るのであれば、もう少し低い数値になることが予想されますが、「いまどき男子」という世代で捉えると、ある程度「清潔さ」に対する意識が高まっているようです。

特にファッションアイテムとしての「ハーフパンツ」も今や若者の間で広く浸透しています。これを着用する際に、ふさふさボウボウのままではNGという意識があるのでしょう。なお、「すね毛についての男性意識」に関しては、同じく「株式会社マンダム」の身だしなみの意識調査の結果も一部ご紹介させていただきます。

恵比寿の男性医療脱毛ご覧のように、すね毛を見られると恥ずかしいと感じるかどうかで、「20~24歳の男性111人」と「40~44歳の男性111人」で2倍の開きがあるという結果が出ています。このデータからも「いまどき男子」の清潔さへの意識の高さがうかがえます。

データ画像の出典:「すね毛に対する男性の意識調査」

男性が脱毛施術を受ける際に意識しなければならないこと!

男性の脱毛施術では、施術の際に「痛み」が伴いやすい

女性が医療脱毛をお受けになる場合も同じことが言えますが、毛がしっかりと太く生え揃っていればいるほど、そこに熱が浸透していくときに痛みが伴います。男性の場合は、基本的にどの部位でもある程度しっかりとした毛が生えていますので、女性が我慢できるレベルの医療脱毛であっても、男性が同じ感度で施術を受けられるかと言えば、少し難しいというのが正直なところです。

表面麻酔等で「痛み」に対して最大限の配慮を実施

男性で医療脱毛をご希望の場合、「ある程度我慢は強いられる…」という意識で「挑戦する!」という心づもりが大切でしょう。もちろん、女性のVIO施術の場面などでよく使用させていただく「表面麻酔」等を駆使しながら、極力痛みを感じにくくするような配慮をさせていただきます。

決して男性患者さまの場合は医療脱毛施術が難しいということではありませんので、この点は誤解なさらないでください。むしろ、将来的には男性の脱毛施術希望患者さまもごく一般的になっていくことが予想されます。その際に、「いかにスムーズな脱毛施術をご提供していくか」が当院を含め医療脱毛に求められているテーマとなっています。

男性のエステ脱毛はほとんど効果が期待できません!

メンズエステというカテゴリーの中で「男性の脱毛施術」も広がりを見せ始めていますが、特に男性のエステ脱毛ではその脱毛効果が非常に低いことが美容医療界の常識となっています。仮にお友だちの男性でエステ脱毛をお受けになっている方がいるということであれば、「痛くても医療脱毛にしておいたほうが…」と遠巻きにお声をかけてあげてください。

女性のケースでも「エステ難民が医療脱毛に流れる」という現象が起きていますので、しっかりとした毛が生え揃う男性の場合は、特に「表面的な優しさ」ではなく「脱毛効果」を取る判断力が求められます。

医療脱毛のケースでも、男性の場合は効果の実感までに時間がかかる

男性の場合、人によってムダ毛の濃さにかなりの個人差があるため、どれくらいの期間で何回程度施術を受ければ「もうほとんど毛が生えてこなくなる」といったことをお伝えしにくい実情があります。女性の場合であれば、医療脱毛で2~3ヶ月毎の同部位施術を5回~6回程度お受けいただくことを一つの目安としてお伝えしていますが、男性の場合はやはりこの基準では効果としてはまだ不十分な結果となることが想定されます。

ただし、男性の場合は女性と異なり「完全なツルツル」までは目指していないことが一般的です。「薄めに少し生えていること」をベストと捉える傾向が強いため、上記の頻度や割合で一定程度このラインに近づけていくことは期待できます。これらを総合して、男性脱毛の場合は概ね次のような施術期間を一つの目安としてイメージされておくと良いかもしれません。

男性のエステ脱毛はほとんど効果が期待できません!

ある程度しっかりとした減毛効果を狙う場合

2~3ヶ月毎の同部位施術 × 5~6回程度(1年~1年半程度が目安)


限りなくムダ毛ゼロに近づけたい場合

2~3ヶ月毎の同部位施術 × 9~12回程度(1年半~2年程度が目安)

JCG(ジュエルクリニックグループ)では男性の医療脱毛を行っております

女性患者さまの場合の「ほとんどお手入れの必要を感じさせない状態(概ね1年~1年半程度)」と比較すると、男性患者さまの場合はこれに「プラスαの施術」が必要になることがおわかりいただけると思います。

繰り返しますが、あくまでもこれは「一つの目安」であり、患者さまの毛の濃さや部位によっても傾向が大きく異なります。特に「男性のヒゲ」については、そう簡単に生えてこなくなる状態にまで辿り着けませんので、ご注意くださいませ。