ジュエルクリニック恵比寿

脱毛男子の増加傾向。時代背景と脱毛理由・心理と目的

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

近年、脱毛する男性が増えてきています。なぜ脱毛男子が増えてきたのか。脱毛する男性の心理や目的、時代背景などを考えてみたいと思います。もしかすると、貴女のカレシが脱毛施術を受けたいと言い出す日も遠くないかもしれませんよ。

医療脱毛の進化(レーザー脱毛器の登場)

従来まで、医療脱毛は「絶縁針脱毛(ニードル脱毛)」と呼ばれる施術が一般的でした。これは施術に時間がかかるだけではなく、痛くて費用負担も高額になるため、この施術を受けてまで「毛の生えてこない状態」を作りたいと考える男性は一握りの人たちでした。

ところが、時代推移と共に新しい脱毛機器「レーザー脱毛器」が導入されると、一気に医療脱毛が身近なものになっていきます。これは永久脱毛を目指す女性を増やしたと同時に、男性心理の中にも「自分も受けられるのでは?」という思いを根付かせるきっかけになりました。

脱毛施術に対する心理的抵抗の低下

医療用レーザー脱毛器が日本に導入されたのは、1997年の話です。エステサロンの光脱毛器の普及も相まって、概ねこの20年間の間に脱毛施術への心理的抵抗と負担は一気に緩和されていきました。

「痛み」という最大懸念材料の払拭

特に男性が脱毛を受ける際に一番ネックとなってきた「施術の痛み」に関しては、冷却ガスの自動噴射機能が取り込まれていったため、脱毛施術をより効率的に行なえる環境が整っていきました。 エステ脱毛とは異なり、医療脱毛では「痛み」が緩和されても「高い脱毛効果」がキープできていますので、特に男性が必要としてきた「痛みを抑えた強い脱毛効果」が実現できるようになっていったのです。

このようなことで、「自分も受けられるのでは?」から、「自分も受けに行こう!」という次のステージへの移行が促され、オシャレの最前線を行く多くの男性芸能人が実践する中で、脱毛施術がより身近なものへと変わっていったのです。

時代が求める男性像の変化

脱毛機器という「ハード面の変化」が心理的な抵抗を緩和させたと同時に、より流動性のある「トレンド面の変化」も脱毛男子を増加させるきっかけを作っています。ここでは、時代が求める男性像の変化について考えてみましょう。

「中性的な男性」を多くの女性が好む時代

近年、中性的で少し細身の男性が好まれる傾向を色濃く感じます。トレンディードラマなどを見ていても、ワイルドな男性が描かれるよりも、見た目も中身も中性的で女心をうまくチャッチできる男性の方に焦点が当てられることが多くなってきています。

もちろん、女性によっては体育会系のゴツゴツ男子が好きな方もおられますが、相対的な割合で考えると、従来までは「強くて男らしい男性」が圧倒的支持を受けていたのに対し、近年では「共感しやすく自分に馴染みやすい男性」の方が好まれる傾向が高まっているように感じます。

このため、外見面でもより中性的な男性や女性に近い男性がモテることが多く、「毛深い男子」は肩身を狭くしていることと思います。

悩みやコンプレックスは、外から見るよりも本人にとってはかなり深刻な問題になることがあり、解決策が用意されている時代に生きる男子にとっては、脱毛施術は積極的に取り込むべき選択肢となるのです。

「清潔感」がマストな時代

営業職に就く男性が特に強く意識しているのが、おそらくこの「清潔感」という言葉ではないでしょうか。かつては「毛深いこと」が男性の象徴のような時代もありましたが、スマホ普及やIOT化の加速、ネット関連業の台頭などにより、よりスマートで無駄のないもの、効率的で美しいものの追求意識が高まっているように感じます。 体毛が果たしてムダなのかについては誤った見解を唱えることはできませんが、今の時代は「あるよりはない方がスマート」だと考えられる傾向が強いのは事実でしょう。

特に新卒で営業職に就くような男性の場合、少なくても手の甲や指先の毛は綺麗にするよう指導を受けるかもしれません。 あるいは、上司はそこに目が行かなくても新入社員は既にそのあたりを整えている時代になってきたのかもしれません。

「体毛がふさふさしていないこと」と「オシャレ」がより近い関係になってきているため、清潔感の中に「脱毛」という選択肢が取り込まれ始めているのです。

脱毛効果の口コミによる相乗効果

「体毛がふさふさしていないこと」と「オシャレ」がより近い関係になってきているため、清潔感の中に「脱毛」という選択肢が取り込まれ始めているのです。

毎日のケアが楽に(男性にとって面倒なのが日々のヒゲ処理)

毛量が抑えられるとオシャレ材料にも!?

ヒゲをほとんど生えてこないような状態にもっていくのは、今の医療脱毛施術でも相応の時間を要します。それでも医療脱毛を受けた場合は、徐々に毛の量が抑えられていきますので、毎日ヒゲを剃って清潔感を保たなくても、場合により適度にヒゲを残してそれを「オシャレ材料」として活用することも可能です。

このようなことで、ヒゲの脱毛施術は道のりが長い反面、日常的ケアを一定程度抑制させる効果がありますので、その効果を口にし始める男性が増えるに伴い、実際に医療機関を訪れる男性が増えてくるわけです。

施術希望部位は人それぞれ 無料カウンセリングでご相談を!

ヒゲの脱毛が目的の人、スネ毛の脱毛が目的の人、手の指や甲だけでも脱毛したいと相談される男性など、人それぞれ最初に求める施術箇所は異なります。それでも、傾向としては一つクリアするとまた次を求めたくなる心理が働くようです。このあたりは、女性の場合と同じですね。

ジュエルクリニックグループでは男性に向けたメンズ専門の医療脱毛を提供しておりますのでご安心の上、お越しください。

参考コラム) 【逆に知りたい!】男性の脱毛事情