ジュエルクリニック恵比寿

男性の脱毛と女性の脱毛 施術料金が違う理由とは?

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

脱毛施術の料金は、通常どのクリニックでも男女によって違いがあります。女性をメインターゲットにおいて脱毛施術を提供している場合、男性の立場で女性向けの料金案内をそのまま自分に適用することはできません。なぜ男性の脱毛施術は料金が高くなってしまうのか、素朴な疑問にお答えします。

体毛の濃さの違いが施術の手間に影響

男性と女性は、生物学的に「身体に生えてくる毛」というものに大きな違いがあります。以前別のコラムでもご紹介しましたが、男性には「男性毛」と呼ばれる男性ホルモンの影響を受けやすい毛があります。

参照)【これは気になる】脱毛とホルモンバランスの関係

また、男性は本来的に分泌される男性ホルモンの量が多いため、女性と比較すると必然的に生える体毛の量も多くなります。生えてくる体毛について、大きく次の3点で女性との違いが生じるため、それを取り除く脱毛施術でも手間に応じた施術料金が必要になります。

毛の生える部位が広範囲に及ぶ

普通女性であれば生えないであろう箇所でも男性の場合は毛が生えるということが起こります。具体的には、次のような部位で男性特有の発毛が考えられ、必然的に脱毛施術においても相応の手間が生じます。

男性ホルモンの影響を受けやすい部位

口まわり(ヒゲ)、胸まわり(胸毛)・背中・お腹・耳


毛の生える密度が濃い

同じ面積の中に占める毛の密集度(毛穴の数)という面でも男女により大きな違いがあります。一般的に「毛深い」というのは、まさにこの密度のことを指している場合がほとんどです。

全ての毛穴に常に毛が生えているわけではありませんが、毛穴が多いとその範囲で生える毛の本数も当然多くなります。このため、脱毛施術においても相応の手間を要するということになっていきます


生えてくる毛自体が太い

そこに毛が生えるか生えないかの違いだけでなく、生えている場合でも「その毛が太いのか、うぶげなのか」によって、脱毛施術の際の出力調整に影響が出ます。

毛が太くしっかりしているほどレーザー照射の出力を上げて施術する必要がありますが、出力を上げれば上げるほど熱症(ヤケド)などの皮膚トラブルのリスクがあがります。つまり、より慎重な判断とケアが求められるため、必然的に施術に対する総合コストも上がってしまうというわけです。

ヒゲ脱毛をイメージするとよくわかります

たとえば、ヒゲの脱毛施術などをイメージしていただければよくわかりますが、産毛に近い女性の口まわりの毛と、毛根自体が太くしっかりとしている男性のヒゲとを比較した場合、同じような施術プロセスでレーザー照射を行なうわけにはいきません。

術後の処置においても、一定程度の軽いヤケドをどうケアしていくのかといった判断が求められるケースもあり、それに応じて医師や看護師のカバー領域も多くなっていきます。このようなことから、総合的に施術プランが別のものになっていくというわけです。

「時間効率の悪さ」が部位ごとの料金体系に反映

ご説明させていただきましたような「男女間での体毛の濃さの違い」は、脱毛施術を行なう際の施術効率に影響を与えます。端的に言うと、男性の場合は脱毛施術の「時間効率」が女性に比べて圧倒的に悪くなってしまい、これが施術料金に跳ね返っていくということになります。

無料カウンセリングのご活用を♪

当院の場合、基本的に全ての患者さまに無料カウンセリングを実施しております。まずご相談にきていただき、お悩みなどをお聞かせいただきながら、医療脱毛のプロセスやリスク、料金体系やオススメプランなどをご紹介しています。

ご不安点などがうまく払拭できるような内容となっていますので、どうぞお気軽にご予約をお取りいただければと存じます。エステサロンのような無理な勧誘もございませんので、ただ話を聞きにくるという感覚でご活用いただいても結構です。皆さまのお越しをお待ちしております。