ジュエルクリニック恵比寿

医療脱毛は痛い!痛みの解説と対策

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

顔の印象を左右する青髭。見た目をキレイに整えるために安易に毛抜きを手にしてしまうと予期せぬトラブルに見舞われます。ヒゲの毛抜き自己処理は、見た目の清潔感を追求する場合にかえってマイナスになってしまうケースがほとんどです。

痛みやすい部位の4つの特徴

脱毛施術において、痛みやすい部位には次のようなポイントがございます。これらを整理しておけば、具体的にどの部位が痛みやすいのかが見えてきますので、その部位の施術を避けるというプラン戦略なども可能です。

毛根が太い部位

日本人の場合、ムダ毛が太くしっかりとしているほど多くのメラニン色素が含まれています。レーザー光は、ムダ毛の中のメラニン色素を介して熱エネルギーを浸透させますので、太い毛であればあるほど施術時に痛みが生じます。 具体的な部位としては、「VIOのデリケートゾーンに生える毛」や「ワキの毛」が脱毛施術時に痛みが出やすいと言えるでしょう。


色素沈着がある部位

ヒジやヒザなど、人の身体には折れ曲がる部位がいくつかあり、これらの部位では色素沈着が起こりやすくなっています。色素沈着している状態は、皮膚の中にメラニン色素が多く含まれている状態ですので、メラニン色素に反応するレーザー光がムダ毛だけでなく、皮膚そのものにも反応しやすくなります。このため「折れ曲がる部位は傾向として痛みやすい」と覚えておきましょう。 折れ曲がる部位で最もムダ毛が気になる部位としては、やはり女性の身だしなみとして必須になっている「ワキ」です。また、「脚の付け根」が折れ曲がる部位に該当しているのは忘れがちなポイントで、「ビキニライン」も一定程度色素沈着しているのが普通です。

このため、ここでもやはり「ワキ」や「デリケートゾーン」は痛みやすい特徴を備えているということになります。


皮膚が薄く骨がすぐ下にある部位

皮膚が薄く骨がすぐ下にあり毛が生え得る箇所と言えば、「ヒザ上」や「手足の指や甲」、「眉」などが考えられます。これらの部位は、そのまま傷みやすい箇所と捉えておくと良いでしょう。


神経が細やかな部位

口周りやデリケートゾーンなどは神経が細やかな部位です。このため、鼻下や性器周辺などは脱毛施術時に強い痛みを伴います。女性の場合、男性ほどしっかりとしたヒゲが生えることはございませんが、それでも痛みやすいという点は意識しておくと良いでしょう。

痛みやすい部位の具体例(まとめ)

上述のような4つのポイントを押さえておくと、以下の部位が具体的に痛みやすい部位として整理できます。

デリケートゾーン(VIO)、ワキ、ヒザ上、手足の指、手足の甲、眉、鼻下(口周り)

中でも「VIO(ビキニライン・性器周辺・肛門周辺)」は痛みやすい要因を3つ兼ね備えていますので最も痛みやすい部位と考えられます。また「ワキ脱毛」についても2重に痛みやすい要素を備えていますので、ある程度の痛みは伴うものとご理解ください。

「ワキ脱毛」については施術時間が概ね10分程度となっています。このため、ほとんどの患者さまは実際に痛いと言うほどの苦労を感じません。施術費用もかなり安く抑えられるお得なプランがございますので、ワキ脱毛で一度医療脱毛がどの程度痛むのかを体験しておくと、医療脱毛との付き合い方を判断する良い材料になるでしょう。

痛みを感じやすい人・感じやすい時の5パターン

「ワキ脱毛」については施術時間が概ね10分程度となっています。このため、ほとんどの患者さまは実際に痛いと言うほどの苦労を感じません。施術費用もかなり安く抑えられるお得なプランがございますので、ワキ脱毛で一度医療脱毛がどの程度痛むのかを体験しておくと、医療脱毛との付き合い方を判断する良い材料になるでしょう。

乾燥肌の人

お肌が乾燥している状態というのは、理想的な水分量が満ちていない状態です。皮膚のバリア機能が少し低いレベルにあり、紫外線などの外的な刺激に弱いという特徴があります。このため、乾燥傾向にない人と比較した場合、皮膚トラブルを生じやすいという特徴もあります。

また、一般的な患者さまと比較して施術時に痛みやすい傾向がありますので、体質として捉えておくことが大切です。乾燥肌の患者さまにつきましては、特に意識して「保湿」していただくことで必要以上に痛まないように対策していただけます。


生理中・生理前後の人

女性は生理前から女性ホルモンの分泌割合が大きく変化し、イライラや頭痛などを伴いやすくなっています。お肌も敏感になっていることが多く、この時期の脱毛施術は普段よりも痛みが伴います。当院の場合、VIOの脱毛施術はタンポンを使用頂く場合に限り生理中でもお受けいただけますが、痛みとのバランスからは生理中や生理前後をお避けいただいた方が無難です。


寝不足気味の時

寝不足状態にある時は何かとイライラしやすく、神経も過敏になっています。普段我慢できる痛みであってもこの時は必要以上に痛く感じるということが多く、「今日はなんだか痛い…」と仰る患者さまに尋ねてみると、寝不足だったというようなことがよくあります。

このため、施術前日は十分な睡眠を確保していただき、万全の体調でご来院いただきますようにお願いします。


紫外線を多く浴びた後

脱毛施術期間中はUVケアを意識していただき、極力紫外線を強く浴びてしまわないようにお願いしています。ただ、脱毛施術は2~3ヶ月ごとにお越しいただくようなケースが一般的で、ついうっかり施術前に紫外線を多めに浴びていたといったことも起こります。

このような際は、お肌に見えないレベルで影響が出ていることがあり、皮膚内部で増えたメラニンが施術時の痛みを誘発する原因にもなります。日焼け跡がある場合は施術自体がNGとなるケースもありますので、痛みコントロールという意味と共に、施術日に紫外線をお肌に残さないような工夫をお取り入れください。


風邪などで抵抗力が落ちている時

体調が悪い時やお身体の免疫機能が低下している時は、痛みに対しても弱くなっているのが一般的です。このため、施術予約を入れていたけど体調が万全でないと感じるケースについては、無理にご来院いただき施術をお受けいただいても痛みが強く出てしまうケースがあります。

当院の側で提供できる5つの痛み対策

脱毛施術時の「痛み」への対策は、まず既にお伝えした「痛みやすいタイミング」を避けることでコントロールできます。また、患者さま体質に合わせた「入念な保湿」や「UVケア」への配慮で痛みを感じにくい方向へと微調整していくことができます。 このほか、当院の側でご用意できる痛み緩和策が次のように5つございます。

DCD(ダイナミック・クーリング・デバイス)

当院の採用している医療用脱毛器「アレキサンドライトレーザー」にはダイナミック・クーリング・デバイスという冷却ガス噴射システムが備わっています。YAGレーザーというもう一つの脱毛器にも同様の機能が備わっています。 具体的には

レーザーを患者さまのお肌に照射する前後でマイナス20℃前後の冷却ガスが自動的にお肌に噴射される仕組みです。

冷たくなることで皮膚が痛みを感じにくくなりますので、レーザー光が毛根に浸透する痛みを軽減することができます。 従来までの「絶縁針脱毛」では、冷却ジェルを人の手で肌に押し当てるといった方法も取られていましたが、最先端の脱毛機器にはこのような手間が必要ございません。レーザー照射のタイミングと同期して冷却ガスが噴射されますので、大幅に痛みを和らげることに成功しています。


レーザー脱毛器の出力調整

同じレーザーを同じ角度、同出力、同じ部位に照射した場合でも、患者さまによって痛いと感じる場合と痛くないと感じる場合があります。これは患者さまの毛質や毛量のほか、患者さまの体調や患者さま自身の痛みに対する感覚の違いなどが影響しているためです。

当院の施術担当者は非常に多くの施術経験を有し、最適な脱毛効果と痛みとの折り合いにおいて最もバランスの良い出力を調整いたします。患者さまの痛みに対する情報もカルテによって施術担当者で共有されますので、施術の度に毎回最初は痛むといったようなこともございません。

部位によって多少の違いもありますので、いつでも痛みなくスタートできるわけではございませんが、患者さまにあったレベルに出力調整された状態で施術をスタートできますので、不必要な痛みを軽減できるようになっています。


レーザー脱毛器の使い分け

当院の採用している医療用レーザー脱毛器は、「アレキサンドライトレーザー」と呼ばれるもののほかに、「YAGレーザー」という黒めのお肌にも対応できる機種がございます。それぞれ「メラニン色素への反応具合」や「皮膚深達度」などの違いもあり、患者さまや部位に合わせて使い分けることで脱毛効果や痛みをコントロールすることができます。

導入された1つの脱毛器を一方的に患者さまにあてがうという「こちら都合の脱毛施術」ではなく、複数の機器を使い分けた「患者さまに最適化させた脱毛施術」をご提供していますので、痛みの面でも効果が期待できます。


照射時のお声掛けや会話

「痛み」に対しては、力んで食いしばるよりもゆっくりと呼吸をしてリラックスしていただいた方が効果的です。もちろん、痛みやすい部位ではなかなか自己コントロールできませんので、施術担当者の方で気を紛らわせられるような日常的な会話をさせていただきます。

また不意に来るレーザー照射に身構えなくても済むように、レーザー照射に合わせてお声掛けさせていただきますので、不必要に体がこわばってしまうことを避けることもできます。 何かお話したい日常的な話題などございましたら、どうぞご遠慮なく話題提供してください。彼氏との恋バナ、トレンディードラマの行方、実践しているダイエット、美味しいお店情報、趣味やスキルアップで通っている教室のお話など、お気軽にお話いただければ意識も反れて痛みも感じにくくなります。


表面麻酔(皮膚に塗り込むタイプの麻酔)

最終的に「表面麻酔」という選択も可能です。エステ脱毛とは違って、クリニックのような医療機関では「医学的に痛みにくくする処置」ができますので、施術へのご不安が強い場合にはどうぞ遠慮なくご相談ください。

なお、麻酔効果が現れるまでには概ね30分程度の時間が必要になります。施術開始時間よりもお早めにご来院いただく必要がございますので、ご希望の際はご予約の際にスタッフへお声掛けください。

施術前のご不安は無料カウンセリングで解消!

当院は全ての患者さまに「無料カウンセリング」を実施しています。「痛み」だけに限らず、医療脱毛の疑問点やご不安事項をお気軽にご相談いただけます。エステ脱毛のような勧誘もございませんので、どうぞご遠慮なくご活用ください。