ジュエルクリニック恵比寿

レーザー脱毛施術 術後アフターケアの基本3ヶ条!

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

アフターケア

脱毛施術をお受けいただいた際には、術後にいくつか気を付けておいていただきたいポイントがございます。アフターケアを怠れば「肌環境の悪化」を招いてしまう可能性があるだけでなく、理想的な脱毛効果も得にくくなってしまいます。

脱毛施術を終えたタイミングは「ツルピカお肌」の完成のタイミングとは異なりますので、「術後ケアの3ヶ条」をお守りいただき、うまく脱毛効果をお取り込みください。

脱毛施術後のアフターケア 基本の3ヶ条

レーザー脱毛施術では、持続的に毛が生えてこない状態を作っていくために非常に強力なレーザー光を皮膚に照射します。施術を終えた瞬間に「ツルピカお肌」ができあがっているというものではなく、施術後に肌ダメージをリカバリーするプロセスも重要になってきます。当院では、脱毛施術の後は以下の3つのアフターケアを強く意識していただくように各患者さまにご案内しております。

基本中の基本!術後ケアの3ヶ条

保湿ケア
冷却(クールダウン)
紫外線対策

術後はまず「保湿ケア」!

脱毛施術を受けた後、まず考えていただきたいのは「保湿」です。毛根の奥に行き渡るようにレーザー光の熱を浸透させていますので、照射部位のお肌はある程度熱を帯びた状態になります。 患者さまによっては少しほてったように感じるケースもあります。

数日間は乾燥しやすい状況が続きますので、普段お使いの「乳液」や「保湿クリーム」等でいつも以上の保湿ケアを心がけてください。

※術後のお肌の赤みが強く出ている場合は、術後にお渡ししている「炎症止め軟膏」なども併せてご使用ください。

「乳液」と「保湿クリーム」の違い

乳液と保湿クリームの違いは、「水溶性成分」と「油溶性成分」の配合比です。表のように、「保湿クリーム」の方が「油溶性成分」が多くなっているため、少しべたっとした使用感になります。「乳液」は水溶性成分の割合が多く、よりさらっとした使い心地になるため、朝のメイクの下地として使用するのにも相性が良いです。

水溶性成分の割合油溶性成分の割合保湿力
乳液★★★★★★★★
保湿クリーム★★★★★★★★★★

※上記は「乳液」と「保湿クリーム」を比較した場合の相対的な「多さ」「少なさ」を★マークで簡易的に示したものです。各製品単体での「水溶性成分」と「油溶性成分」の配合比を★の数に割り当てているわけではありません。

保湿力が高いのは保湿クリーム(ただしお肌に合ったものを♪)

「水溶性成分」と「油溶性成分」の配合比の違いは、「保湿力の高さ」や「キープ力」という点に違いをもたらします。乾燥に対してより効果的なのは油分が多い「保湿クリーム」の方ですが、だからと言って脱毛施術後に普段「乳液」をお使いの患者さまが「保湿クリーム」に変更いただく必要まではございません。 患者さまの肌体質や年齢などによっても皮脂の分泌量は異なります。

このため、保湿機能を補う際もどちらが最適であるかは患者さまによって異なります。まずは普段お使いのものを使用いただき、いつも以上に乾燥がひどいと感じる場合は「乳液」から「保湿クリーム」へ変更になるなどご調整ください。

「睡眠前の保湿ケア」はお肌の修復に効果的

お肌の修復は睡眠中に起こります。私たちは眠っている時「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返すと言われていますが、以下のように、眠り初めの3時間には「成長ホルモン」が多く分泌されるタイミングが訪れます。この時間にお肌の修復が最も促されますので、修復を図りやすいように事前に保湿しておいてあげると、術後乾燥がちなお肌も通常復帰しやすくなります。

このようなことから、入浴を終えて睡眠に向け「乳液」や「保湿クリーム」で十分に保湿してあげることが重要です。また、この「入眠後3時間」に眠りを阻害されないこともポイントとなってきます。

Check!!

  • 脱毛施術後は「保湿」が最も大切
  • 術後の保湿ケアは、普段お使いの「乳液」や「保湿クリーム」でOK
  • 乳液と保湿クリームの違いは水分と油分の配合比の違い (年齢や肌環境に応じて使い分けるのが良い)
  • お肌のリカバリーのためには、睡眠前の入念な保湿が重要

「紫外線対策」は肌環境の悪化回避と次回施術のために大切

「紫外線」は術後のお肌を更なる乾燥へと招いてしまう天敵です。施術によってお肌のバリア機能が弱った状態が1~2週間程度続きますので、特にこの期間はいつも以上に「入念なUVケア」を心がけてください。 不必要に日差しを浴びてしまわないように「日傘」をご使用いただいたり、一定時間屋外に居なければならないようなケースでは「日焼け止めクリーム」などをしっかりとご活用ください。

術後直ぐの海水浴はNG…

「脱毛施術を終えた後は、夏のレジャーに繰り出そう!」とご計画の患者さまもおられるかもしれませんが、基本的にはお肌がある程度通常復帰してからでないと紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。

お肌の通常復帰は術後3週間程度が目安

入念な術後ケアに2週間見ていただき、これにプラスαで通常復帰までの1週間を加味し、概ね3週間程度を「術後の安静期間」として案内しています。 また、3週間の空白期間を経て海水浴に行かれた際も「強力な日焼け止めクリーム」をご使用いただかないと次回の施術に影響が出る可能性もございます。「脱毛施術期間中は日焼けを回避することが基本」となっていますので、極力うまくコントロールいただけるようにご調整ください。

参照)日焼けに注意!これから脱毛…今脱毛期間中…の施術対策

Check!!

  • 術後の紫外線対策は、肌環境を悪化させない意味において重要
  • UVケアを心掛け、「日焼け止めクリーム」や「日傘」などをうまく活用
  • 術後の海水浴は、極力回避(参加する場合も3週間は空白期間が欲しい)
  • 日焼け跡を作ってしまった場合、次回施術に影響が出る可能性がある

脱毛施術は、理想的なお肌作りを始めるきっかけにも♪

ご説明させていただいたように、脱毛施術後はしっかりとした脱毛効果をお取り込みいただくための注意点がございます。これを面倒だと感じてしまい、脱毛施術自体から身を引いてしまっては、持続的なツルピカお肌には到達できません。

逆に「レーザー脱毛施術」をきっかけとして、これまであまり気にかけていなかった「スキンケア」に適切な配慮をしていただくと、女性として魅力的なツルスベお肌を長期的に維持していただくことも可能です。レーザー脱毛施術にはそれを叶えるだけの強力な脱毛効果がございますので、ムダ毛処理から解放されるための必要なプロセスとして、ぜひ前向きに医療脱毛をご検討ください。

まずは「無料カウンセリング」で!

当院は初回ご来院時に全ての患者さまに「無料カウンセリング」を実施しておりますので、医療脱毛が初めてで不安が強いという場合もご安心いただけます。ぜひお気軽にご活用ください。