ジュエルクリニック恵比寿

脱毛前後のお酒はNG!やめたほうがいい理由と影響期間

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

レーザー脱毛の前後では「アルコール飲料」の摂取をお控えいただいています。これにはちゃんとした理由があるため、この注意事項をお守りいただかずにお酒を口にしてしまうと、予期せぬ影響が出てしまうこともあります。「なぜ脱毛施術前のお酒がダメなのか」、また「どうして脱毛施術後にも飲酒を控えるべきなのか」について、ご調整いただきたい期間と併せてご紹介いたします。

脱毛施術前の飲酒がダメな3つの理由

当院では、脱毛施術前にアルコール飲料の摂取をお控えいただいております。具体的な目安としては、施術の前々日くらいから飲酒をお控えいただきたいとご案内しています。どうしてもという場合でも、飲む量を減らしていただき、最悪でも施術日前日は飲酒をお避けいただきますようにお願いします。 それでは、なぜダメなのかについて考えてみましょう。

いつも以上に痛みを感じやすくなる

アルコールが体内に回ると、血管が拡張して血流が良くなります。血流の良い状態は皮膚感覚を豊かにするという側面があり、施術中の「痛み」を感じやすくさせてしまいます。 当院のレーザー脱毛器には、レーザーの照射直前に冷却ガスが噴射されるという「痛みの緩和機能」がございますが、施術前のアルコール摂取には、このような作用とは真逆の影響があるということになります。

このため、冷却ガスの効果も十分に現れにくく、いつもよりも痛いと感じてしまう可能性が高くなってしまうのです。快適な施術に直結する内容ですので、ご協力のほど宜しくお願いします。

肌トラブルが生じやすくなる

アルコールが体内に残っている時には、アルコールを分解する必要があるため、体内の多くの水分や栄養素が必要になります。喉の渇きが生じやすいことからもわかるように、お肌も水分が不足した状態に陥っています。 この状態で脱毛施術を受けるということは、水分を欲しているお肌に乾燥という処置を講じることを意味します。

影響としては、脱毛施術後の「赤み」や「腫れ」などの肌トラブルが考えられます。術後のお肌の「赤み」は、どなたにも少なからず生じるものなのですが、この影響が大きくなってしまったり、回復が遅れる可能性があるのです。 また、お肌の乾燥に起因して「かゆみ」などが現れる可能性も高まってしまいます。

このため、施術前はお酒を控えていただき、お肌に水分が不足していない状態でお越しいただきますようにお願いします。施術前夜の丁寧な保湿や十分な睡眠を心掛けていただきますと、肌トラブルが生じる可能性もグッと抑えることができます。

脱毛効果が低くなる可能性も!?

体内にアルコールが残った状態で脱毛施術にお越しいただきますと、前述したようにレーザー光の浸透に対する「痛み」を感じやすくなってしまいます。施術担当者としましては、患者さまの痛み具合も加味して照射角度やレーザー出力をコントロールしますので、痛みのご負担が強く見られる場合、レーザーの出力を下げて対応せざるを得なくなります。

このようなことから、脱毛施術前の飲酒は「バレる・バレない」に関わらず、脱毛効果自体を低めてしまう可能性があるのです。「適切な脱毛効果」は患者さまのご満足に直結するものですので、「何のための施術なのか?」という原点に立ち返っていただき、施術前の飲酒はお控えいただきますようお願いします。

このため、施術前はお酒を控えていただき、お肌に水分が不足していない状態でお越しいただきますようにお願いします。施術前夜の丁寧な保湿や十分な睡眠を心掛けていただきますと、肌トラブルが生じる可能性もグッと抑えることができます。

脱毛施術後の飲酒がダメな理由

術後直ぐにお酒を口にしてしまいますと、水分が失われている肌環境に対して更に水分を奪うというアクションを促してしまいます。この結果、お肌の回復が遅れてしまうという影響を取り込んでしまいます。 少しわかりづらいかもしれませんので、もう少し掘り下げてご説明いたします。

脱毛施術後はお肌のリカバリーが必要

レーザー脱毛施術をお受けいただいた後は、毛根の内部にレーザー光の熱エネルギーが一定程度残存します。ちょうど海水浴に出かけて帰宅した後、お肌に熱を感じるような状態に似ています。強力な熱エネルギーを受け、毛穴の内部で軽い熱傷(やけど)が生じているような状態だと言えるでしょう。

このように「お肌が熱を帯びた状態」は、毛根組織に適切に熱を浸透させて「確かな脱毛効果」を促す効果があります。一方で、お肌としては通常の状態とは言えないため、熱の帯びた箇所に水分や栄養素を多く取り込んでこれを解消しようと努めます。

「病み上がり期」には優しく接してあげて♪

このように術後はお肌が回復に向けてアクションを起こしているため、言わば「病み上がり」のような状態だと捉えられるでしょう。このタイミングでアルコールを口にしてしまいますと、アルコールの分解のための水分や栄養素が別に必要になってしまい、お肌がなかなか通常復帰できないということになってしまうのです。

各患者さまに術後の「入念な保湿」をご案内しているのは、このような「肌環境のリカバリー」とも関係があります。術後どなたにも現れる「お肌の赤み」の回復についても、「炎症止めローション」や「保湿クリーム」のご使用によって促されるものですので、この効果を鈍化させてしまわないためにも術後数日間のお酒にはご注意ください。

どれくらい待てば飲酒がOKなの?

厳密にどの程度待てば飲酒の影響が出ないと言い切ることは難しいですが、晩酌程度の少量であれば施術の翌日辺りまで我慢していただき、翌々日くらいからゆっくりと戻していただければと思います。 飲み会などでたくさんお飲みになるということであれば、極力「術後1週間程度」経過してからの飲酒をお願いします。

「飲んでしまっては脱毛施術の効果が半減する」ということはございませんが、「赤み」や「吹き出物」などの肌トラブルが生じやすくなってしまいますので、美容の観点からオススメできません。 アルコールの摂取は少量であれば「血管の拡張→血行促進→疲労回復」などにも効果がありますが、「ほろ酔い」を過ぎるとお肌にも肝臓にもご負担になりますので、うまくお酒とお付き合いいただきたいと思います。

ご予約の「キャンセル」や「ご変更」はお早めに♪

施術のご予約を取っていても、急な都合でどうしても友達と会食するようなことも考えられます。状況によっては、お酒を口にすることもあると思いますので、このような可能性がある際はご予約の「キャンセル」や「ご変更」でご調整ください。 その場合は3日前19時までにお電話でご連絡をお願いします。

3日前の19時以降のご連絡、あるいはご連絡が無かった場合は、ご予約内容の部位を1回分消化扱いとさせていただきますのでご注意ください。

その他、脱毛施術の疑問点や施術日前の注意事項など、ご相談などがございます際は遠慮なくご連絡ください。「無料カウンセリング」もございますので、有効にご活用いただければと思います。